永遠に生きるかのように学べ

アイカツ!関連&日々の備忘録

今だからこそ知って欲しい『アイカツスターズ!』

これが初の記事らしい記事になる訳ですが、あらかじめ言っておきます。今回の記事は……「半分冗談半分本気」です(笑) 

アイカツスターズ!』という物語に触れたことのない人々に、是非とも見て欲しいけれども普通に言ったのでは面白くもなければ価値もないので、多少の偏屈な見方も織り交ぜた内容にしていきます。よろしくお願いします。

それでは参りましょう。

 

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現代を生きる人にこそ『アイカツスターズ!

アイカツスターズ!』という作品について、全く知らない方に向けて紹介する内容なので、まずは作品の紹介をしておきましょう。

“主人公の虹野ゆめは、トップアイドルグループの一人である白鳥ひめに憧れる少女。白鳥ひめの在籍する四ツ星学園に入学し、その中で仲間と共に自分らしいアイドル活動を見つけていく……”

このような主旨のテレビアニメになります。ですが、この紹介だけではありがちなアイドル系アニメの導入っぽくなってしまうので、もう少しだけ説明を付け加えていきます。

“四ツ星学園はトップアイドルグループの「S4」を筆頭に活動する学園。アイドル達はS4の座を争い、己の個性を磨き、ファンのための活動を行う。”

この作品のコンセプトとしては、前作『アイカツ!』の「悲しい涙はなるべく流さない」といったものとは異なります。勝ち負けを明確に描く場面が多くあり、負けた側にも焦点をあてることで、そこからどのように駆け上がっていくのかを描くという展開です。

作品の方向性が少し分かってもらえたかといったところで、この作品内で語られるメッセージ(教訓)を見ていきましょう。

  • 好きなことをする→それが個性(自分らしさ)になる」(7話)
  • 誰かのようになりたいではなく、自分は自分らしく」(27話)
  • 勝ち負け(結果)にこだわるよりも自分らしくあること」(33話)

数あるメッセージの中から一部だけを抜粋していますが、『アイカツスターズ!』は、自分の個性(自分らしさ)を強調したストーリーであることが見受けられます。

 

さらに、作中で「歩く個性と言ってもいいくらい強烈な個性の持ち主」とまで称される白銀リリィの台詞を引用しましょう。

(半年間のブランクから復帰し、他のアイドル達とアイドル活動ができなかったことに不安がないかを訊かれて)「みんなと一緒でなければいけないのですか?私たちはみんな一人一人違います。感性も、記憶力も、運動能力も、体力も、顔立ちもスタイルも、そして声の質も声量も。様々な個性があるのですからレッスンの仕方も様々でいいのです。

「みんなで一緒にレッスンすることで得ることも多いでしょう。でも、それが出来ないときは今あなたにできることを精一杯やればいい。それがセルフプロデュースです。」(26話)

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お分かりでしょうか。スポーツであれ、絵画や小説であれ、何か1つの道を究めようと努力したことのある人なら理解しやすいかと思います。この作品は個性を強調すると同時に孤独の修練を肯定します。四ツ星学園という世界に生きる人々は、「ある業界で有名人になりたい」や「イラストでいいね・RTを稼ぎたい」などという発想とは別の、「S4になる」という明確な頂点の存在になることを目指して生きています。

 

安価な娯楽が増え、漫然と日々を過ごすことができる。SNSでいつでも他人と繋がることができる。そんな現代を生きる我々だからこそ 、毎日をどう生きるべきか考え直した方が良いのではないでしょうか?「自分らしさ」とは?目標や夢を描いた時の初心はどうあったのかを振り返り、考え直すべきではないでしょうか?迷う必要はありません、大切なことはこの作品が教えてくれます。今すぐ『アイカツスターズ!』を見てください。

 

実は全体の話は短い

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チャンスを手にすることができない人は、アプローチを変えるしかない。実力のない人は、実力をつけるしかない。

では、『アイカツスターズ!』を見る時間が無い人はどうすればいいのでしょうか?ご安心ください。実は『アイカツスターズ!』はとても短いのです。

「全部で100話+映画1作もあるのに短いワケがないだろ」と思われたかもしれません。その考えは正常と言えます。「たかが女児向けのテレビアニメにいったい自分の人生の何時間をを使わせようとしているのでしょうか。まったく、正気ではない。」そう思われる方もいるでしょう。それも一理あります。

しかし、その考え方は本当に正しい判断であるとは言い難いのではないのでしょうか?

貴方も真っ当に生きているのならば日々の中には、やるべき仕事や学業、やりたい趣味にその他の生活に必要な時間etc...

いや、真っ当に生きていてもそうでなくても様々な時間が必要でしょう。挙げだしたらキリがありません。

 

それでは、ここで考え方を変えてみましょう。

ここに1冊の「自己啓発書」があるとしましょう。貴方はその自己啓発書を読み終えるのに、最低でも合計50時間(1話を30分として100話を見終えるまでの時間)が必要となります。

通勤電車の中。出張に向かう飛行機の中。たまの休日のリラックスした時間。寝る間も惜しんで没頭してしまう人もいるかもしれません。

そして貴方は『アイカツスターズ!』というタイトルの自己啓発書を読み終えます。貴方はその時に読む前と読んだ後で、今まで見ていた景色が全く異なる物になっていることに気づくでしょう。

余談ですが、私は人生の転機を前にこの作品と出会い、人生観と価値観が変わりました。そして今も夢に向かって進んでいる最中です。『アイカツスターズ!』を前にして、真っ直ぐ見つめることができれば貴方もきっと大丈夫でしょう。

 

話は逸れましたが、ここで言いたいことはこれに尽きます。時間も金銭も貴方自身が「自己投資」として考えるかどうか(価値を見出せるかどうか)にかかっています。今すぐ『アイカツスターズ!』を見てください。

補足:とりあえず50話で物語としては一区切りがついているので、そこまで視聴してからその先を見るか判断するのが賢い選択かと思います。

 

素敵なだけではない楽曲が待っている

最後にもう一度、内容に触れつつ紹介していきましょう。

アイカツスターズ!』では複数の楽曲を作成するにあたり、作詞家と作曲家を楽曲ごとに変えることで、楽曲ごとに個性を持たせるという手法を取っています。

この作品を支える楽曲の中から、マスターピースとなる2曲を紹介します。

  • 『スタートライン!』

夢は見るものじゃない 叶えるものだよ

輝きたい衝動に 素直でいよう

スタートライン!

このメッセージ性の塊のような歌い出しで始まる『スタートライン!』という楽曲は、主人公である虹野ゆめが憧れ、目標とする人物である白鳥ひめの楽曲です。1話冒頭から使用され、大切な回のステージで登場する白鳥ひめの強さを象徴するために作られた楽曲です。

 

  • 『MUSIC of DREAM!!!』

あぁ・・・ やりきれない日もあるさ

頑張ることは楽しいけど

きれいな夢に 疲れたなら

思い切り声をあげて 泣いてみようよ

この曲の2番歌詞をあえて紹介させてもらいました。この楽曲は主人公の虹野ゆめが最後の決戦ステージにも使用する楽曲ですが、これまでのあれこれを綴るような1番歌詞とは異なり、2番歌詞では努力をする人を許容し、こうあるべきと謳った歌詞になっています。この歌詞に続いて「間違い」や「弱さ」といったワードも飛び出してきており、この作品を象徴していると言っても過言ではない楽曲です。

 

作品内で重要な役目を持ち、メッセージ性の強い楽曲を紹介しましたが、まだまだ個性豊かで、音楽性・歌詞の秀逸さだけを取っても尋常ではない、素敵なだけではない楽曲が貴方を待っています。今すぐ『アイカツスターズ!』を見てください。

 

まとめ&あとがき

「前向きに生きる」と一口に言ってもその中に様々な形があると考えます。

アイカツスターズ!』では「外部からの癒し・セラピーによって、結果として前向きになれる」という語り方はしません。むしろ、「自らの過去の傷も肯定し、先の見えない未来に希望を抱き突き進んでいく」という前向きな生き方を示します。

今回は、自己理解や自己啓発との繋がりの観点から作品紹介をしましたが、この作品を通して貴方自身の内面と向き合うことについて考え直す機会としていただけたら幸いです。

長くなってしまいましたが、最後に『アイカツスターズ!』第1期エンディングテーマの『episode Solo』の歌い出しからサンプリングをして締めさせていただきます。

「孤独をおそれない」人になるきっかけとして、今すぐ『アイカツスターズ!』を見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

(^ω^)

てか、ぶっちゃけ興味持ったでしょ?ここまで読んでくれたもんね?じゃあとりあえず1話を見てみよっか???

すぐ見られるように動画貼っとくね???内容もエンディングも最高だから最後まで見てね???じゃねバ〜〜〜イ✋✋✋

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